あなたは「時間がない!」と困ったことがありますか?
「時間なんてつくるものだ」という厳しい意見をよく聞きますがこれって結構難しいですよね?
やることがない日もとても忙しい日も1日は等しく24時間であり「あー1日が30時間にならないかな」などと考えていても時間は増えてはくれません。
しかし、時間というのはやりくりすればつくることが可能です。
そして仕事ができる人や充実した生活を送っている人というのはこの時間のやりくりがとても上手な人が多いのです。
今回は「時間を作るのが苦手」という人にむけてうまく時間をつくるための考え方やその方法をまとめてみましたのでぜひ、参考にしてみてください。
時間をうまく作る6つの方法
時間をつくると言っても環境や状況によりできることとできないことがあります。
ここではいくつかの方法をご紹介しますのでこれらの方法を選択肢としてもっておき、環境や状況によって使い分けるようにしてもらえると効果的です。
その1 お金を使う
時間というのは多くの場面においてお金でつくることができます。
例えばいつも徒歩で移動しているところをタクシーに乗るなんていうのはどうでしょう?
仮に毎日、徒歩30分で歩いているところをタクシーを使い10分で移動できればそれだけで20分も時間をつくることができます。
仕事の場合であれば外注できるものをお金を使って外注するということもできますね。
「そんな余裕があればそもそも時間には困っていない!」という意見もあると思いますが、場面によって使ったお金は浮いた時間を使って回収することができる状況というのも多々ありますので、選択肢のひとつとして持っておいて損はありません。
その2 集中する
単純に時間をつくるという意味では作業時間を縮めるという方法があります。
作業時間を縮める方法は色々ありますがこの“集中する”というのはとても効果的です。
私もこうしてブログを更新していますが記事を書く時間というのはその時の集中力によってとても左右されます。
早い時なら1時間や2時間で書きあがる記事が集中できずに何時間もかかるということはよくあることです。
集中というのは言葉でいうほど簡単なものではありませんが、しっかり身につければ意図的に集中力を発揮することもできます。
集中して行った作業というのは通常時よりも時間が短縮できたり質が向上したりするものなので日々、集中力を鍛えるというのも長い目でみれば時間をつくることにつながります。
その3 他人を頼る
物事にはどうしても自分でないとできないものと誰でもできるものがあり、なんでも自分ひとりで抱えてしまう人というのは時間が足りなくなってしまいがちです。
他人を頼ることは甘えだと懸命に頑張ることは決して悪いことだとはいいませんが、その時求められている結果に対して柔軟に対応することも必要です。
とくに人に指示を出さなくてはいけないという立場の人などの場合ある程度、手すきの時間をつくりきちんと状況把握をしていないと予期せぬトラブルに足元をすくわれることもあります。
他人を使える時はうまく他人を使い、時には自分の時間をしっかり確保するようにしましょう。
その4 見極める
習慣化されている作業の中で不要なものを捨てたり余計な手間を省くというのはとても大切なことです。
とくに人から教わった手順なんかはその人独自の余計な手順や今は必要なくなったものが含まれていることがあります。
これらは定期的にやるべきこととやらなくてもいいことを棚卸することで改善できます。
「それをする時間もない」というのが現実では多いですが日々の積み重ねというのは長い期間でみると大きなものになるので、すこし無理をしてでも取り入れる価値があります。
その5 質にこだわりすぎない
完璧主義の人なんかはとくにそうですが質にこだわりすぎて必要以上に時間をかけてしまったという経験は誰にでもあると思います。
もちろん質にこだわるというのは悪いことではありませんが全てのシーンにおいて質が求められているという訳ではありません。
質にこだわりすぎそれが理由で他がおろそかになっては元も子もありませんし、質より量を求められているのであれば妥協することも必要です。
とくに仕事においては求められている質はどの程度かということをしっかり見極め、力を抜くべき場面では作業効率を優先することで多くの時間をつくることができます。
その6 整理する
作業効率を高めれば時間というのは必然的につくることができますが、それをするためにはしっかりとやるべきことを整理する必要があります。
このブログをよく読んでいただいている方には何度もご紹介していますがタスク管理というのはやはり色々な場面で有効な手段であり、時間をつくるという点においても例外ではありません。
優先順位を考えずに作業して二度手間になるというのは無駄以外のなにものでもなく精神力も時間も失ってしまいます。
普段からしっかりとやるべきことを整理しておき無理のないスケジュールをしっかりたてておきましょう。
関連記事:頭の中のごちゃごちゃをスパッと整理!簡単でスッキリするタスク管理の方法
知っておくべき時間に関する3つの真実
「時間を作るのが苦手」という人に知っておいていただきたいことは
時間は増えない、戻らない、止まらないということです。
先ほど紹介した6つの方法や他の方法を使って時間をうまく作るということもできますが、多くの場合時間は増えない、戻らない、止まらない
ということを知り無駄や甘えをなくすことで簡単に時間を作ることができます。
「なにを当たり前なことを」そう思った人もいると思いますが、このことを忘れている人って結構多くいらっしゃるのではないでしょうか?
「過ぎた時間はどれだけ後悔しても戻ってこない。」
これは当然のことですがこの現実と常に向き合うことはとても難しく「ちょっとくらい」と考えてしまうのが人間です。
偉そうなことを言っている私も仕事の時間なのについつい続きが気になってテレビを見たり、やらなきゃいけないことを放置して漫画を読んだりなんていうのは日常茶飯事であり正しいことだけをするというのは並の精神力ではできません。
だれでも辛い時には逃げ出したいし目先の楽しさに我を忘れることだってありますよね?
でも与えられた時間は1日24時間と決まっています。
やるべきことをやるべき時にきちんと実行できるよう「時間は増えない、戻らない、止まらない」これだけは忘れないようにしましょう。
この記事のまとめ
時間というのは当たり前のことを当たり前にやるだけでつくることができます。
しかし、その当たり前というのは意外と難しいもので普段から意識していないとできないことも多々あるのです。
「時間がない」という言い訳をしても時間は増えてはくれませんしそんな言い訳している時間こそが一番の無駄です。
言い訳をやめて考えることを怠らなければ多くの場合において時間というのはなんとかつくれるものだということを知り忙しさに心を亡くしてしまわないよう普段からしっかり時間管理を行って余裕をもった行動を心がけたいものですね。
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