最近仕事をしているとどうも行動力というものが重要視されている気がします。
スピード感をもって仕事に取り組んだり、自分からどんどん行動して業務をこなすというのは本当に大切なことであり、その時その時で行動できたかできなかったかという、たったそれだけのことでその後の生活に大きく影響を与えることもありえるほどです。
だからこそみな行動力を欲し、それを身につけるためにはどうすればいいのかと考えがちなものですが、今日は少し違う角度から行動力を考えてみましょう。
実はみんなもっている行動力
この行動力というのは人によってあったりなかったりするイメージがありますよね?
「あの人は行動力があるな」「私は行動力がない」これらの言葉を否定することはできませんが私は少し違うような気がします。
なぜなら私は全てにおいて行動力がある、または行動力がないという人を一度も見かけたことがありません。
一番身近な行動力がある“あの人”を思い出してみてください
その人は何をするときも行動力を発揮していますか?
仕事はバリバリできるのに恋愛になると奥手になる人や、いつもはガンガン引っ張ってくれる男勝りな女性が部屋に虫が入ってきた時に涙目になって逃げ惑うなど、なんとなく思い当たる節があると思います。
つまりはタイトル通りの結論ですが行動力というのは身につけるものではなく必要に応じて発揮するものなのです。
「行動力がない」そう嘆く必要はない
この記事を読んでいる人の中には行動力がなくて悩んでいる人もきっといることでしょう。
しかし、ここまで読んでいただくと行動力をもっていない訳ではなく、発揮できていないということがわかってもらえたかと思います。
「言葉の違いだけでそんなにかわらない」
そんな声も聞こえてきますがそうでもありません。
自分に全くないものを新しく取り入れるというのはとても大変なことです。
例えばとても男らしい性格の男性が急に「女性の気持ちになれ」と言われてもそう易々とできることではありません。
今まで男らしさだけに焦点を当ててきたので当然と言えば当然です。
しかし、仮にその男性が乙女な部分も初めから持ち合わせていたとしたらどうでしょう?
実は女装に興味があったり、可愛いものを集めるのが趣味だったりもし、そんな人なら女性の気持ちになることもそれほど難しいことでは
ないと思います。
ちょっと例えが飛躍しすぎましたが行動力を発揮するというのは実はそれほど難しいことではありません。なぜなら行動力は初めからあなたの中にもあるのですから。
どうですか?こう考えると少し気持ちが楽になりませんか?
あとはそれを「いかにうまく発揮するか」
ただ、それだけのことなのです。
行動力を発揮する前に養うべきは“目”
つまり求められる行動力というのはその場その場で違うということです。
私のまわりにいる“行動力がある人”というのは単に行動力を発揮しているわけではなく
その場その場で見極める“目”を兼ね備えています。
逆に見極められていない人が行動力を発揮した先によく言われるセリフは
「こいつひとり暑苦しいな」です。
この違いに気づかず無駄に行動力を発揮し続けることはおそらく誰も望んでいません。
すなわち必要なことは二つ
- 空気を正しく読むこと
- 行動力を発揮すること
この二つができてはじめて、まわりからも“行動力がある人”と認めてもらえるのではないでしょうか?
この記事のまとめ
行動力というのは意外と奥が深いものです。
ただ発揮できればいいというわけではなく、組織の中では“求められた時に発揮する”ことも大切でありそれが一番難しい部分だと思います。
それができるか、できないかで、「行動力はある人」となるか「行動力もある人」となるかは変わってくるのではないでしょうか?
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