あなたは人に頼られますか?それとも人に頼りますか?
よく頼られる人というのはなんだか仕事が出来る人のようなイメージがありますが、実は頼られる人の中には頼られるようになってから仕事ができるようになったという人が一定数存在します。
できるから教えるのではなく教えているうちにできるようになるこのカラクリをあなたは知っています?
目次
人に教えれば教えるほど仕事ができるようになるわけ
多くの人が今まで生きてきた中で何かを人に教えたことがあると思います。
私がこうしてブログを書いていることも直接的ではないですが、情報を発信することによって読んでいる人にその情報を教えているようなものです。
人に教えるということは本当に難しく責任感が強い人ほどそれがしんどいことだと理解していると思いますが、この「人に教える」ということを続けていくとあるメリットが生まれるのです。
それは“教えた事についてその場の誰よりも詳しくなる”ということです。
これはどういうことかと言うと、教える側は教えるための努力をする必要があり、そうした努力による影響や同じことを何度も話し、質問に対応しているうちに理解が深まることによって、自然と知識が身につき、いつの間にかスキルアップしているということです。
つまり自分のスキルアップを目指したいなら、人から頼られる人間になることが近道のひとつだと言えるでしょう。
人に頼られるようになるための立ち回り
人に頼られるようになり多くのことを人に教えれば自分の成長にもつながることがわかってもどうすれば頼られるようになるのかがわからないという人もいるでしょう。
いきなり「私を頼って!!」と言ってもそれに値する人でないと見向きもされません。
そこで人に頼られるにはどのように立ち回ればいいのか簡単なポイントをまとめてみましたので参考にしてみてください。
その1 積極的に教える
自分が新入社員の場合やまだ知識が浅すぎる場合は難しいかもしれませんが誰しも人に教えられる言わば担当のようなものは存在すると思います。
まずは自分の得意分野からでいいので誰にも負けないくらいに極めてどんどん積極的にまわりに発信していってください。
現代は情報が命です。新鮮な情報があるところには必ず人が集まります。
「このことならあの人に聞こう!」と顔を思い浮かべてもらえるようになれば、「あの人ならこれもわかるかも」と多くのことを頼られるようになります。
この時仮にわからないことであっても、頼ってきた人を無下に拒まず一緒に調べてあげたり知っていることを真摯に教えてあげることであなたのスキルも同時に上がっていくのです。
新鮮な情報には人があつまりまたその中で新しい情報を得ることもできる。
その2 余裕をみせる
余裕がないように見える人の周りには人があつまることはありません。
あの人は忙しそうだとわかっていてもどこか余裕が感じられる人ならばちょっとお願いしてみようかなという気になるものです。
本当に忙しい時はこれを逆手にとり他人に余裕を見せず余計な手間が増えないように振る舞うこともありますが、スキルアップしたいなら余裕を見せることも大切なのです。
余裕を見せる為にはそれなりに自分の仕事もこなしていかないといけないので必然的にスケジュール管理をする能力も養われます。
どんなに忙しくてもうまくスケジュールの余白をつかって他人のために動ける人は、どんな時でも頼りにされるしいざ本当に自分が困ったときに手を差し伸べてもらえるのです。
人に教えることは思いやりが大切こっちは忙しいんだ!と頼りにしてくれた人をぞんざいに扱っていると思わぬしっぺ返しをくらう。
その3 最後まで面倒を見る
これができない人というのは案外多いものですが何かを人に教えた時教えっぱなしではいけません。
人は何かを覚える時一度では覚えられないことや覚え間違えることがしょっちゅうあります。
とても簡単なことならさておき慣れないとできないことを教えた場合には「その後どうですか?」と必ずアフターフォローをするようにしましょう。
私は何かの作業のように手を使って覚えるようなことを教える場合は、いつもあらかじめポイントを簡易的にまとめたメモのようなものを渡し
人に教えてきました。
こうしておくと作業の流れを中断してメモをとらなくてもいいので、作業を覚えやすくできますしあとでフィードバックするときやわからないと言われた時にたまたま手が空いておらず時間がとれないような場合でも「渡したメモのこのあたりに書いてあるよ」と教えてあげることもできます。
頻繁なやりとりやフィードバックというのは信頼につながり、その信頼が次もあの人を頼ろうという気持ちにつながるのです。
ものごとの結果や反応をみて改良したり、調整したりすること簡単にいうと反省会。
その4 正確な情報を発信する
このブログでも何度も言っていますが正確性のない情報ほど価値のないものはありません。
いわゆるオオカミ少年にはなにも尋ねることはないでしょう。
とは言え目まぐるしくめぐる情報は時に変更されたり誤報が飛び交うこともあります。
こういった経験は私にもあり、伝えた情報が間違っていて青ざめたことが何度もあります。
こんな時「ま、いいか何とかなるでしょ」と開き直ってはいけません。
自分が発信した情報が間違っていた場合は即座に訂正し、謝罪をするべきなのです。
大切なことは間違えないようにすることだけではなく、間違えた時にどうするかということであり、その時の対応しだいで信頼を得ることも失うこともあるのだと十分に理解しておく必要がありそうです。
情報を発信するときは正確性と鮮度を大切にまた、誤報に踊らされない冷静な目も必要。
この記事のまとめ
いかがだったでしょうか?最近では、あまり人に頼られたくないという人も多いような感じもしますが人に頼られるというのは決して悪いことではありません。
人に頼られ続けることによって責任感がうまれ、自分のスキルアップにつながるということは自分にとって頼りになる人も頼ってくる人も同じように大切にしないといけないということです。
人には人に認められたいという承認欲求があります。人に教える、頼られるというのは承認欲求を満たすものであり、きっとあなたに満ち足りプラスの感情を与えてくれるものとなるはずです。
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