ここ3日間、行動力に関しての記事を書いてきましたが、前々回の記事である「これは盲点?行動力は身につけるものではなく、発揮するもの。」から、前回の記事「空気を読まないことと、空気が読めないことの間には絶望的な差がある」へと続き、今回でこの“行動力”に関するお話はひと区切りとなります。
さて最終章の内容ですがタイトルにあるとおり行動力を発揮する為に必要なポイントをご紹介していきます
それでは5つのポイントを順番に見ていきましょう。
行動力を発揮するために押えておくべき5つのポイント
行動力を発揮するためには様々なことを意識したり実行する必要があります。
その中でもここだけは押さえておきたい大切なポイントをご紹介しますので「もっと行動力が欲しい!」という方はぜひ参考にしてください。
その1 恐れない
いざと言う時行動に移せない人というのは単純に失敗を恐れたり未知の体験に足踏み状態になっていることがよくあります。
誰しも失敗は怖くできれば恥もかきたくないのでついつい無難な行動を選択してしまいがちです。
そんな時はまず1歩1歩でいいので踏み出してみてください。
あせらなくていいのです。まずは少し足を踏み出す勇気を持つことが大切です。
この世にはなんとかなることと、なんともならないことがありますが、大半のことはなんとかなるものです。
恐れることなく大胆に行動に移す姿は時に人に感動を与え自分にとっても糧となります。
ワンポイント
失敗しても良いとはいえ致命的な失敗をしては取り返しのつかないことになります。まずは冷静に見極め慎重かつ大胆に1歩踏み出してみましょう
その2 宣言する
これは私がよくやっていたことですが
「あれをやります!」
「私はこうします!」
と周りに宣言してしまうのも有効な手段です。
プライドが高い人や人に良く見せたいと思う人ほど効果的なので自分を追い込む策としてぜひ、実践してみてください。
しかしながらひとつ注意も必要です。
当然のことですが宣言したなら何が何でもやるという強い意志がないといけません。
宣言したもののその宣言通りにいかないと気付いた瞬間「ちょっと体調がわるくて」「いやぁタイミングがあわなくて」と言い訳をしているようではただのビックマウス扱いをうけるだけになってしまいます。
仮にもし宣言通りにいかなかったのであれば出来なかった自分を認め、その失敗を次に活かせばいいのです。
有言実行というのは本当に難しいことですがそれだけに、行動力があると認めてもらいやすいものです。
宣言するときは簡単にできること到底無理なことこのどちらもさけるべきです。凄く頑張ればなんとか手が届く絶妙な位置にハードルを設置するということが大切です。
その3 「もうやりました」を口癖にする
上司でも同僚でも友人でも家族でも「もうあれやったの?」と聞いてくる時というのは基本的に信用されていません。
信用されていないというと語弊があるかもしれませんが「もうやったのか?」という確認の裏には「やってないだろうな」という考えがあります。
だから私はこれを言われると「まだまだだな自分」といつも感じており、それを言われなくするために「もうやりました」と言えるように努力したのです。
いつ確認しても「もうやりました」という人というのは「なんでもスピーディーにこなす人」という印象があります。
いつ誰に何を確認されても「もうやった」と言うためには相手の思考に先回りして、優先順位をしっかり組み立てる必要があります。
相手はコチラの都合など考えていない場合がほとんどなので、全体で見ると優先順位が低いことを後回しにしているだけということもありますが、相手がせっかちな場合や、その仕事をしないと相手の仕事が回らなくなる場合なんかは、しっかり対応しておくと行動力があるというだけでなく純粋な信頼にもつながります。
ワンポイント
誰にも確認されなくなるというのはそれだけ信頼されているということですが、誰かが失敗を未然に防いでくれるということも同時になくなります。行動力には自分で自分をしっかり守る守備力もかならず必要です。
その4 やることを整理する
ちょっとしたことならさておき、大きな行動を起こすにはしっかりとした計画が必要です。
そして計画をたてる為にはやるべきことを整理し、より具体的に掘り下げるということから始めるべきです。
人は未知のことを考える時甘く想定する性質があるそうです。
「わかんないからいいや!」と思い切って行動するのももちろん大切ですがその軽率な行動が致命的なミスにつながることもあります。
結果的に失敗するか成功するかというのはやってみないとわかりませんが、事前に最悪のケースまで想定しておけば行動の先にトラブルがあっても柔軟に対応することができますし、あらかじめ受けるダメージがわかっていれば恐れを抱いて躊躇するということも少なくなるはずです。
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その5 体調を整える
意外とおろそかにされがちなので当たり前のことですが一応最後のポイントとして体調を整えるということを覚えておいて下さい。
新しいことにチャレンジしたり、大きな行動を起こすということはとてもパワーが必要です。
実際、わかっていてもおろそかにしてしまうことが多々あり体調管理は二の次だという人も多いのではないでしょうか?
それでは重大な局面でしっかりと行動力を発揮することはできなくなるかもしれません。
そういった不要なリスクはあらかじめ回避すべきであり体調管理は社会人として当然のことなのです。
行動とは健康あってこそのものということを決して忘れてはいけません。
自分の限界を常に見極めその限界というのは年々衰えていくものだと認識しておきましょう。人は過労で倒れるとき「まだいけると思った」と揃って口にするのです。
この記事のまとめ
いかがだったでしょうか?
常に行動力を発揮するというのはかなりのパワーを要し、それが続けられる人というのはそれだけで十分な才能になりえます。
誰しも思い通りに動けないことがあり、そんな自分にガッカリしたりもするものですが本当に「ここぞ!」という時にしっかり動けるよう普段から行動力の基礎を意識し、心に余裕を持つことが行動力を最大限に発揮する方法なのではないでしょうか?
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