本日より、2016年の9月がスタートしました。
台風がすぎてから、過ごしやすい日々が続き、我が家では早くもエアコン禁止令が出ています。
さて、9月と言えばここ去年「シルバーウィーク」という名の大型(中型?)連休がありましたが、どうやら今年に関してはこのシルバーウィークは「おあずけ」のようです。
そこで今回は、なぜそんなことが起こるのか、シルバーウィークとはなんなのかについてまとめてみました。
なぜ今年はシルバーウィークがないの?
そもそもシルバーウィークというのは、十年前には聞いたこともないもので、去年になってその存在を知ったという人も多いのではないでしょうか?
そもそもシルバーウィークというのは、祝日法の改正によって生まれた比較的新しい大型連休であり、ゴールデンウィークのように毎年必ずあるというものではありません。
2003年の祝日法の改正からシルバーウィークがあったのは実は2回だけであり、2009年と2015年がこれにあたります。
ちなみに、シルバーウィークには「敬老の日」と「秋分の日」という2つの祝日が絡んでおり、祝日法の改正、いわゆるハッピーマンデー制度によって「敬老の日」が9月の第3月曜日に固定されているので、秋分の日がいつなのかによって大型連休になるか否かが決まります。
秋分の日というのは毎年9月の23日ごろですが、正確には地球が秋分点を通過する日としているようで、今年のように22日のこともあれば24日になることも当然あります。
その秋分の日が9月21日・22日・23日のいずれかで、かつ水曜日だった場合ならば、その2日前が必ず敬老の日(9月の第3月曜日)となり、その両日に挟まれた火曜日が国民の休日となるためシルバーウィークとなるということですね。
今年に関しては秋分の日が木曜日となっているため、敬老の日との間に2日間の空白があり、これでは祝日は増えてくれないのでシルバーウィークではなく「いつもより休みが多い週」となります。
来年のシルバーウィークはどうなるの?
念のため来年についても確認してみましたが、なんと来年の秋分の日は土曜日。
ということはシルバーウィークがないだけでなく、祝日が1日消滅してしまうことを意味します。
私はカレンダーに関係なく、365日仕事をしているのであまり影響はありませんが、一般的なカレンダー通りの仕事をされている方にとっては少しショックな感じですよね。
ちなみに、次はいつシルバーウィークがくるのか調べてみたところ、一説によればなんと10年後の2026年となるようです。
既に、10年前の流行語ですら思い出せない我々にとって10年というのはあまりにも長い時間であり、きっとシルバーウィークという存在すら忘れられてしまうことでしょう。
もちろんそれまでに、シルバーウィークが固定化される可能性だって0ではありませんが、今後シルバーウィークのことはあてにしない方が良さそうです。
どうしてもという方は上手く有給休暇を使って、セルフシルバーウィークを楽しみましょう。
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