話すことが苦手な口下手さんに送る、話すことが苦手な原因と対策4パターン

私は今でこそ、こうやってブログを書いたりサイトを運営したりして基本的に人と話すことなく仕事をしていますが、今までやってきた仕事というのは基本的に人と接する仕事ばかりをしてきました。

人と話すというのは「楽しい」と思うこともあれば、「辛い」と思うこともあり、話すのが苦手という人はどちらかと言えば辛い経験もたくさんされてきたのだと思います。

しかし苦手だからといって話さずに生きていくということは不可能に近く、他人と意思疎通をするためには上手に話すことも必要です。

それがわかっているからこそ“話すのが苦手”というのは話すことが大好きな人にはわからない辛さがありますよね。

というわけで今回はそんな口下手な方にむけて話すのが苦手な人がどうすれば楽しく話しができるようになるのかということを考えていきたいと思います。

話すのが苦手な人の特徴とその対策

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ひとくちに“話すのが苦手な人”といっても色々なパターンがあると思います。

誰と話す時でも緊張する人

沈黙を恐れて矢継ぎ早に話してしまう人

自分で話していて言っていることがわからなくなる人など

話すというのは簡単なことのようで意識しだすととても難しく、言葉のチョイスやテンポ、相手のリアクションなど色々なことを考えながら話しているとどうしても頭が混乱してしまうものです。

この記事では話すことが苦手な人の特徴別に対策を紹介していきますので、自分がどれに当てはまるのかを考え今後の参考にしていただければと思います。

初対面の人が苦手

初対面の人との会話が苦手というタイプの人はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

初対面の人と話すときのコツですが意識するべきポイントはまず自分から言葉を投げかけることよりも相手の言葉をしっかりと受け止めることです。

何か話さないといけない!という思いが強すぎると相手の言葉を聞かずに質問攻めにしてしまったり、相手の言葉の意味をくみ取れず何を返してよいのかわからなくなってしまうことがあります。

もし相手が話しを投げかけてくれる人の場合は、しっかりその話しを受け止め自分の話ではなく相手の話に乗って興味をもって聞いてあげれば自然と会話は長続きするものです。

ポイントとしては「相づちのパターンをいくつか用意しておくこと」「共通点があればそれを強調して相手に伝えること」です。
それとは逆で一番困ってしまうのが相手が自分と同じようにあまり自分から話さない人の場合です。

お互いに薄いリアクションのまま会話が終わってしまうとなんとも気まずい沈黙が訪れてしまいますよね

そんなときは思い切って「私は初対面の人と話すのが苦手なのですがあなたはどうですか?」と聞いてみましょう。
この時もし相手が「私もです」と言ってくれればひとつ共通点が見つかったことになり「よかった一緒ですね!」と相手に伝え“人見知りあるある”“失敗談”なんかを話してみると思いのほか会話が盛り上がったりします。

もし、相手が「苦手じゃない」と言った場合はもうひとつ素直に「初対面の人とはどんな話をするのか」ということを聞いてみましょう。その時返ってきた答えを軸に相手を褒めたり、掘り下げたりしていけばうまく会話をつなげていくことができます。

沈黙が苦手

沈黙を恐れたり会話が続かないことを恐れてわけのわからないことを口走った経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

沈黙が苦手という気持ちの裏には気まずさや不安があるという気持ちはわかりますが沈黙を恐れる必要はありません。

そもそも会話というのは無理にするものではなく沈黙があって当たりまえのものです。

「そうは言っても苦手なものは苦手」そう思った人も安心してください。
どうしても沈黙が苦手と言う人はまず話すスピードを少し落として話してみましょう。

沈黙が苦手な方や口下手な方というのは無意識のうちに早口になったり、たくさんのことを一気に話してしまいがちです。

そうすると相手にコチラの緊張が伝わってしまい相手もだんだんと会話のペースを見失っていくことによって、気まずい沈黙を作り出すことに繋がります。

「話す」ということだけに意識を置きすぎないようにしてゆっくりと丁寧に話し、相手のリアクションを感じ取りながら話をするようにすればだんだんお互いに緊張がほぐれ自然と会話が続くようになります。

上手く伝わらない

考えていることをそのまま相手に伝えるというのは本当に難しいことで相手や状況によってあらぬ勘違いを生み、求めていない結果をもたらすこともままあります。

まず気持ちをうまく相手に伝えるためにはそれ相応の努力が必要です。

なぜなら自分の気持ちを正しく相手に伝える場合気持ちを表現する言葉を知っているということと相手もその言葉を知っているということが絶対条件だからです。

気持ちを表現する言葉というのはたくさん存在します。

しかし言葉というのは知っているだけではとっさの時に出てくることはありません。

普段からなんでもかんでも「やばい」だけで表現している人や、小さなコミュニティの中だけで生活している人というのはだんだんボキャブラリが減ってしまい、うまく言葉を操ることができなくなってしまいます。

こういった場合、色々な人と話すというのが一番良いことですがそれができない人は本を読んだり、映画を見たりなどして自分の中に言葉をしっかりストックしておき普段から積極的に使うようにしましょう。

そして、会話の難しいところでもありますがどれだけ適した言葉を選んでも相手がその言葉の意味を知らなければ伝わることはありません。

日本語しかしらない相手にどれだけ英語で語りかけてもその真意がつたわらないように相手の中に無い言葉を使っても伝わるはずがないのです。

このような場合は“たとえ話”をうまく活用しましょう。

私はたとえ話は思いやりだと考えています。

相手の得意な分野や興味があるであろうジャンルの話に例えたり、一般的な共通認識の中から上手なたとえを選ぶというのは相手のことを思いやった行為です。

相手のレベルに合わせたたとえ話がうまくできるようになれば、どんなに難しい話でも相手にわかりやすく伝えることができそれはつまり
自分の気持ちをうまく伝えることに繋がるのです。

とにかく緊張する

大勢の前で自分の意見を発表する時や好きな人に話をする時なんかは緊張してしまいうまく言葉が出てこないものです。

正直、緊張というのは一番やっかいなものですぐに取っ払うことがどうしてもできません。

緊張する原因は恥をかきたくないという気持ちや失敗したくない気持ちからくるものであり、それを忘れられるくらいなら緊張なんてはじめからしていませんよね?

私は緊張が顔に出ないタイプなのでどれだけ緊張していても「落ち着いているね」と言われることが多いのですが、いつでも心臓が早鐘を打つようにドッドッドッドッドッドッドと鳴り響いています。

そんな時、緊張を和らげるために考えていることは失敗したらそれをネタにして会話に困ったときにでも使おうということです。

正直、失敗談ほど共感を生むための便利な話はありません。

ネタがあれば次に困った時使えるかもしれないと考えておけば「まぁ、失敗してもいいか」と楽に構えることができその分緊張を和らげることができます。

一番の特効薬は慣れること

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こんな記事を書いている私も小さいころは家族や親しい友達には普通に話せるのに、初対面の相手や大勢の前での発表などではもじもじしてしまい言葉がうまく出てこなかったという思い出があります。

しかし接客業に長くかかわりたくさんの人と話し色々な価値観を吸収する中で人と話す楽しさや言葉の魅力に気付き、今では誰とでもどんな場面でも自分の気持ちを言葉にのせることができるようになりました。

「やはり会話が苦手」を克服する一番の特効薬はとにかく会話をすることであり、話すことに慣れてしまえば余計な緊張や恐れというのは
なくなります。

「そんなの無理」

そう思った人もいると思います。でもこんな私でもなれることができたのだからきっとあなたも大丈夫です。自信をもってあきらめずいろんな人と話をすればきっと会話を楽しめるようになりますよ。

この記事のまとめ

メモ

いかがだったでしょうか?今回は私が克服した苦手の中で一番よかったと思っている「話すことが苦手」をとりあげてみました。

言葉というのはとても不思議なもので、同じ言葉でも扱う人や状況によって意味が変わってしまったり相手の状況によっても様々なとらえ方があり本当に奥が深いものだと痛感させられます。

この記事を通して少しでも多くの人が会話や言葉の楽しみに気付いていただければ幸いです。

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