アンテナのお話第二章です。
前回の記事はコチラ
できる大人は知っている!あなたは自分の“アンテナ”を思い通りに動かせますか?
アンテナシリーズは三つの記事で構成されており、今回はその二つ目です。
さて、今回は
「やりたいことが見つからない」
「何かしたいけど何をしていいかわからない」
こんな人たちのためにやりたいことを見つけるアンテナ操作法をご紹介しましょう。
目次
ないないづくしの現代人
最近だと、とくに若年層の方に多いですが「やりたいことがない」、「何かしたいけど何をしたいのかわからない」こんなことを言う人が増えてきたように思います。
自分でなにかやりたいとは考えるものの、ただぼんやり考えているだけで何がしたいのか定まらず、時間だけを浪費しているという人も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
べつにそれで構わないという人を「こうするべき!」と言うことはしませんが、もし「変わりたい!」「何かをしたい!」と強く願っているのであればぜひアンテナをもっと広く張り巡らせてみてはいかがでしょうか?
「何もない」のは経験がないから
私たちが
「こういうことをしたい!」「こうなりたい!」と思うことは過去の経験に影響されていることが多いです。
「貧乏だったからお金もちになりたい」
「助けられる喜びを知ったから誰かを助けたい」などなど
動機は人それぞれですが、誰しも生まれた瞬間から「こうなりたい!」と決めているわけではありません。
たくさんの経験をしているとそれだけ選択肢が広がり興味があることにもいくつか出会うことになるでしょう。
何をしていいかわからないから何もしないというのは言ってしまえば思考停止状態であり、進む意志がなければそこに成長というのは訪れません。
だからこそ考えることをやめてはいけないし、やりたいことを見つけたいならもっともっと動くべきなのです。
と、まぁそんなことを言っても「なにからすればいいかわからない」という人もいると思います。
そんな人はまず自己分析から初めて本当に自分が興味のあることを掘り下げていってはいかがでしょうか?
まずは自己分析!自分の興味関心を掘り下げる
あなたは自分が本当に求めているものを自覚していますか?
私が思うに、これを自覚しているかそうでないかでその人の幸福度というのは変わるのではないかと考えています。
幸せとは欲求が満たされた時に感じるものであり、まずは自分の欲求に気付くことが第1ステップとなるのです。
まぁ前置きはこれくらいにして「自己分析なんてしたことない!」という人のために自己分析のやり方を紹介したいと思います。
今回はなぜなぜ方式で自己分析をしていこうと思いますが、先に手順だけ簡単に説明しておきます。
まず、1枚の紙を用意し、真ん中に“キーワード”を書き抽象的な考えは具体的に掘り下げたり「なぜ?」「なぜ?」というふうにどんどん枝を伸ばして思いついたことを書いていきます。
自己分析は色々な方法があり調べてみるとたくさん見つかりますが調べるのが面倒な人やとりあえずやってみたいという人は私もいまから実際にやってみるので紙とペンを用意して下の例とポイントを見ながら一緒にやってみてください。
手順1 真ん中にキーワードを書く
まずは真ん中に書くワードを選定する必要がありますが、求めている答えから遠すぎるジャンルのワードで始めると紙に書ききれなくなるので始めは具体的なものから初めたほうがやりやすいと思います。
例えば仕事に関して「やりたいことが見つからない」と考えている場合は真ん中に「やりたい仕事」と書いてとことん考えることもできますし
本当はやりたかったけどできなかった仕事や憧れの職業なんかでも構いません。
それらが本当に何もないという人は今ある自分の好きなことや興味関心があることをキーワードとしても良いでしょう。
さて、私の場合たくさんの夢がありますが実は「お花屋さん」になりたいと考えることがあります。
これはただ漠然とした考えですがせっかくなので今回はこれについて掘り下げて行こうと思います。
手順2 具体的に「なぜ」「なぜ」と掘り下げる
真ん中のキーワードに関して、具体的な考えやなぜそれがしたいと思ったかなぜそれが好きなのかなど思いついたことをどんどん枝を伸ばすように書いていきます。
言葉から言葉へ矢印を使って書くようにして同じ結論に至ったものはできるだけひとつに矢印を集約しておくと見返しやすくなります。
手順3 気になったワードを拾い上げる
矢印がたくさんついた言葉や意外だったもの強く感じた言葉に丸をつけてみましょう。
すると自分が本当に欲しているものやこうしたいと考えている根っこの部分が見えてきます。
足りない場合は拾った言葉をキーワードとして手順1から繰り返していくこともできるので自分の中の気持ちにたくさん気付くことが大切です。
参考 わたしの結果
ちなみに私の場合矢印がたくさんついたのは
「認められたい」「難しそう」「成長したい」この3つです。
難しいことをすれば認められる、もしくは成長できると思っているようで思ってた以上にアホっぽい感じになりましたが色々な経験をすることによって深みが生まれそれによって認められると考えているふしはあります。
裏返すと空っぽな自分にはなりたくないのでしょうね。
対して強く感じたワードは「言葉が好き」「人に影響を与えたい」「まわりを幸せにすることが自分の幸せ」というものでした。
たしかに私は自分自身に対して認められたい気持ちはあるもののどちらかといえば「誰かを」と考えることが多いです。
たくさんの人に影響を与えたいからこそ認められたいといった感じでしょうか。
そしてこうしてブログを書いていることもそうですが人に影響を与えたり成長を見守ることが好きで、それをするために適格な表現をしたり多くの言葉を使いたいまたは知りたいとも考えています。
これらを総合的に考えるとブログやサイトを作って生活している今はとても自分に合っていると感じますしこれからやりたいこともこれらの流れにそったものだということにも気づきます。
「気持ち」に気づいたら、アンテナを広げる
好きなことがないやりたいことが見つからない何をしていいかわからない
こんな思いを抱えている時はアンテナを狭めて自分の世界に閉じこもるよりもっとアンテナを広くして色々な情報に触れることが大切です。
アンテナを広げるというのは意識するということであり、自己分析をして自分がどうなりたい、どういうことに関心がある、ということがわかっていればそれがつまりアンテナを広げるということになります。
アンテナを伸ばし少しでも引っかかった情報に対し、恐れず前向きに理解を深めていけばきっとあなたの中にやりたいことが見つかるでしょう。
そして時には自分からアクションを起こすことも大切です。
自分の欲求を満たすにはどういうことをすればいいのか調べてみたり人に聞いてみたりそういったことを続けていけばかならず答えはでるものです。
これらのコツは情報を伝達する媒体の特性をしっかり把握し煮詰まった時はより偶然性の高いものから情報を得るようにすると思わぬ発見がありその中から自分にしっくりくるものが得られることもありますよ。
関連記事:情報を鵜呑みにしてはいけない、正しい情報を得るために実践するべき3つのポイント
この記事のまとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「アンテナ」に関する記事の2つ目として、やりたいことがわからない人がするべき自己分析とアンテナを広くすることに関しての内容となりました。
この記事を読んだ多くの人にとってやりたいことを見つけ毎日を前向きに過ごすヒントとなれば幸いです。
自分のやりたいことを知っているただそれだけのことで、自覚する前と自覚した後に見える景色は違うものとしてとらえることができるでしょう。
「やりたいことがない」とただ、漠然と毎日を消化するくらいなら自分の気持ちに気づいて楽しい毎日を送ってもらいたいと思います。
そして次回は今回とは対照的にやりたいことが決まっている人今、まさに進行中の人に送るアンテナに関する記事第3章を更新しますの
ぜひ、お楽しみに!
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