このサイトのような仕事術や考え方などを扱ったWEBマガジンやブログを読んでいる人は頑張り屋さんが多いのだろうと思います。
求められるスキルの多様化から頑張る人、一人に対する仕事の量はどう考えても不公平な場合があり、それが誇りに感じられることも重荷に感じられることもあるのが人間というものです。
今回はあえてそんな頑張り屋さんな人達に力を抜いて働くコツをご紹介しましょう。
目次
人は常に100%の力を発揮し続けることはできない
全速力で何キロも走ることができないように人は常に100%の力を発揮し続けることはできません。
仕事をする長い年数の中でずっと100%でいられた人なんていうのは過去一人もいなかったはずです。
そして仕事で求められているのはその時その時のハイスコアではなく長い目で見たトータルスコアでありそもそもずっと頑張る必要なんて無いのです。
しかし、頑張り屋さんの中には力を抜くことが絶対悪だと思い込み常に全力を出そうとする人がいます。
それがダメだとは言わないしとても立派なことだとは思いますが無理をし過ぎてはいけません。
あまり無理をしては身体を壊し、その先に社会的な信用を失うという全く求めていない結末が待ち構えています。
まずは常に100%は出せないものだと割り切りうまく力を抜く術を身につけましょう
力を抜いて仕事をすることは悪いことではない
力を抜いて仕事をすることは決して悪いことではありません。
本当にダメなのは手を抜いて仕事をすることです。
いつも肩に力が入っているような人は以下の4つのコツを参考に正しく力を抜いて働きましょう。
–力を抜くと手を抜く-
力を抜くとは
余分な力を抜きリラックスした状態で事にあたる状態。
手を抜くとは
必要な手間を省きいい加減な気持ちで事にあたる状態。
これらは似て非なるものである。
やらないといけないことの優先順位を把握する
力を抜くといってもいつもいつも脱力しているわけにはいきません。
ここぞという時に余計な力を抜いてリラックスした状態で仕事をするためには、やらないといけないことの優先順位をしっかり把握する必要があります
これが出来ていないと思わぬ失敗につながり自分の評価を落とすことになりかねません。
逆に優先順位さえわかっていれば先にやるべきことを片付けて、後はゆっくり仕事をすることができるのでいつまでも気を張って疲れるようなこともなくのびのびと仕事をすることができます。
優先順位を把握し褒められポイントと怒られポイントを見極められればもっと力を抜いて仕事ができる。
長い目で見て100%になるようペース配分する
仕事において重要視されるのはその時、その時のハイスコアよりもトータルスコアだと先述しました。
仕事ではその瞬間を頑張ることよりも継続的に結果を出すことの方が難しくその方が評価されやすい傾向にあります。
継続的に結果を出し続ける為には色々な方法がありますがまず、ペース配分が必要不可欠です。
初めに頑張りすぎて後で失速してしまうのも初めに手を抜きすぎて後で追い込まなくてはいけなくなることも、どちらもあまりスマートではありません。
それよりは仕事の全体像をうまく見極めしっかりペース配分をし決められた期限の中で力を抜きつつ、しっかりと100%を出し切ることが大切です
そうすればおのずと結果はついてくるものです。
仕事のペース配分は出来る限り自分で行い長い目で見て100%のパフォーマンスを出せるように調整する。
今の力が何%なのかをしっかり把握する
うまくペース配分をするためには自分の限界と今の力が何%なのかをしっかり把握する必要があります。
また、力を抜きすぎたり力を抜くことに慣れてしまわないように意図的に何%の力で仕事をするかコントロールする必要があるのです。
力をコントロールする為には当然、自分の限界を熟知していないといけません。
100%で仕事をした場合にどれくらいの時間がかかるのかということやどれくらいの量をこなせるのかということをしっかり把握したうえで
今日の午前中は70%くらいで頑張ろうというふうに具体的な割合を考えながら上手く力をぬいて仕事をしましょう
力を抜くことに慣れてしまうとそれが普通になる恐れがある力を抜いている時はその割合をしっかり把握しメリハリをつけることが大切。
他人にうまく仕事を任せる
頑張り屋さんの中には仕事を他人に任せることを極端に嫌う人がいます。
あなたにしか出来ない仕事であればそういう訳にもいきませんが多くの場合、時間かお金を使えば他人に仕事を任せることはできるのです。
社内に誰も代わりがいないのであれば教えればいいし、それが無理でもお金を払って外注することができるかもしれません。
優先度や重要度の低い仕事は出来る限り他人に任せ効率よく仕事をこなすことも大切なスキルの一つです。
他人に任せることと他人に丸投げすることは違う。他人に任せる場合はきちんと自分で責任をとれるようにしておくことも大切
この記事のまとめ
こんな記事を書いていますが私は不器用にも頑張り続ける頑張り屋さんがとても好きです。
しかし、人間には限界がありずっと頑張り続けるということはできません。
疲れてしまって全力が出せなくなった時、上手く力を抜く方法を知らないとその時だけを見た上司や同僚にあいつは仕事をしていないと
あらぬ評価を受けてしまうことになります。
今までそんな人たちを多く見てきたからこそ頑張るあなたにも力を抜く方法を知ってもらいたいのです。
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