転換力!一番無駄なのは「無駄な時間」を無駄だと思って過ごすこと

前回に引き続き時間のお話

今回はすこし角度を変えて「無駄な時間」について考えてみました。

日々どれだけ時間を有効に使おうと努力していても「無駄な時間」というのはどうしても発生してしまいます。

とくに組織に属していたり複数人で行動すると自分の考えだけで動くというわけにもいかないので、どうしても無駄に思える時間は増えてしまうものです。

では限りある時間から無駄をなくして有効活用するためにはどうすればいいのでしょうか?

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「無駄」というのは主観でしかない

皆さんも無駄だと思っていたことが実は後から無駄じゃなかったことに気付いた経験があると思います。

この時、過去の経験が変化し「無駄だったこと」が「無駄じゃなかった」に変わったのでしょうか?

そんなはずはありませんよね?過去の経験というのはあくまで過去のことでありその経験自体が変わるということは絶対にありえません。

では、何が変わったのか、

その答えはとてもシンプルで自分自身ということになります。

つまり「無駄」というのはあくまで個人の主観であり、その瞬間にそう感じただけだとも言えます。

ということは無駄だと思うことに対して無駄ではない理由を探し、意味を見いだすことができれば全ての無駄は無駄でなくなるのではないでしょうか?

発想の転換というのは簡単なようで奥が深く柔軟な発想というのは思考停止状態では絶対に生まれてきません。

無駄だからと決めつけてしまうのではなく、どうすればいいのかと考える癖をつけていけばきっとあなたの無駄を少しでも減らすことができるようになります。

無駄を無駄でなくす発想のヒント

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「無駄な時間」というのはひとりの時間でも他人と共有した時間の中でも発生することがあり、これらのさまざまな無駄を無駄ではないものに転換するためには柔軟な発想力が必要です。

「それができないから困る」

と思っている方も多いと思いますが、多くの人ははじめから考えてもいないだけであり、ちゃんと考えればたいていの無駄には意味を見いだすことができます。

ここではそういった発想のヒントを4つほどご紹介しますのでぜひ、今後の“無駄対策”に役立ててください。

ヒント1 観察する

なぜそうするのか

どう思っているのか

どうしてそうなるのか

ということを考えながら人やその行動、物などをよく観察してみると本当に色々なことに気づきます。

人には知識欲というものがあり知識欲を満たす“気づき”というものには意味をみいだしたり価値を感じることができるのです。

これをうまく使えば、退屈な時間も刺激的な時間へと変化するかもしれません。

こんな場面で有効
人を待っている時やしぶしぶ参加した飲み会など他人やものがあふれている状況であればいつでも観察することができます。

ヒント2 学ぶ

何でも学ぶことが好きという人は無駄を学びに変えることがとても上手だとも言えます。

経験や学びというのはさまざまことに応用することができ、一見すると関連性のないことでも後々に活かすことができるということもよくある話です。

いつかなにかの役にたつかもしれないと学びの姿勢を崩さなければ、どんな無駄な状況も未来に活かすことが可能です。

これはすでに過去となってしまったことにも有効で「大学でもっと勉強しておけばよかった」と後悔しているような時でもその時の経験が本当に今に活きていないか?ということを考え活きていたならそれでよし。活きていなければ同じことを繰り返さないように教訓とすることで価値を見いだすことができます。

こんな場面で有効
朝礼、集会、会議など人の話や意見を聞くときというのは学びにつながることがおおくあります。校長先生のお話なんかも無駄だと思わずよく聞いてみるといがいとためになることを言ってくれていたりするものです。

ヒント3 積極的になる

他人に流されていると自分の思い通りにはできないので自分にとって価値の無い時間=無駄な時間となる場合が多くなってしまいます。

無駄というのが個人の主観であるということは、自分の思い通りになればよいということにもなるので、いつも流されてばっかりという人は一度積極的に行動してみるというのもひとつの手段です。

避けられない行事などでは「行きたくない」「めんどくさい」という考えばかりが先行しなかなか積極的になれないものですが、勇気をだして1歩踏み出してみればきっと今までと違った経験ができるようになりますよ。

こんな場面で有効
職場や学校など集団生活においておこる強制参加の行事などどうせ避けられないのであれば最大限に楽しむ工夫をしてみましょう

ヒント4 自分勝手に行動する

こんなことを言うと怒られるかもしれませんが時には自分勝手な行動もしてみるべきだと私は考えています。

これはもちろんわがままばかり言えという訳ではなく、嫌なら逃げるというのも手段として持っていた方がいいということです。

いつも言われるがままに自分を押し殺して生きていくことはとてもストレスがたまり、負の連鎖を引き起こしやすく、こじらせてしまえば何も楽しく感じなくなってしまいます。

そうなるとそれこそすべてが無駄に感じ、多くの時間を無駄にしてしまうことになりかねないので嫌なことは嫌だと言う勇気も必要です。

こんな場面で有効
参加したくない行事会いたくない人に会うなど避けようと思えば避けれる程度のものなら逃げてしまうのも手段のひとつです。

この記事のまとめ

メモ

時間をむだにしないためにはこのような発想の転換というのもとても大切ですし、そもそも二度手間にならないようにしっかりと計画をしたり
優先順位を考えたりするということも同じように大切なことです。

時間を無駄にしないというのは簡単なようでとても難しく、全く無駄のない生き方というのも息苦しい感じがしてしまいます。

しかし無駄だとおもった時間もとても有意義だった時間も等しく過去となり経験として自分の中に残るのであれば、少しでもプラスに転換して
この先につなげていきたいものです。

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